プライムイングリッシュの評価は?ビジネスで使える?

プライムイングリッシュは、今とても売れている人気英語教材だ。

 

「聞き流しでは英語は話せるようになりません!」というフレーズなど、共感できる部分も多い。

プライムイングリッシュでは、英語を聞くだけではなく、英語の聞き方、英語を理解するための理論や方法を教えてくれる。

 

なんとなく良さそうに聞こえるプライムイングリッシュだが、本当の評価はどうなんだろう。

プライムイングリッシュで「できるようになること」は一体どういうことだろうか。

プライムイングリッシュで「できるようになること」

プライムイングリッシュで英語を学ぶと、何ができるようになるのか?

プライムイングリッシュの売りとしているのは、次のようなポイントがある。

ネイティヴ発音の「発音変化」を理解できる!

プライムイングリッシュでは、ネイティヴ発音の特徴である「発音変化」を意識させ、理解することができるのが特徴だ。

この「発音変化」について、プライムイングリッシュでは次のように解説している。

「What do you want to do?」
この英文を読んでみてください。

通常の英語教材では、「ワットドゥユワントゥドゥ?」といった、教科書的な発音で話すかもしれません。ですが、ネイティブは“you”を“yuh(ヤ)”、“want to”を“wanna(ワナ)”に変化させて読みます。その結果、全体としては、「ワドゥヤワナドゥ?」のように聞こえます。単語をつなぎ合わせて読むことで、連結・脱落・同化といった音声変化が起こるのです。

このように解説されている。

 

つまり、我々が習ってきた「英語の読み方」を意識しているうちは、ネイティヴの英語を聞き取ることができないし、自分でも上手に話すことができないということだ。

「発音変化」を考慮した「カタカナ表記」が大人気!!

プライムイングリッシュでは、ネイティヴ発音の「発音変化」を理解しやすいよう、カタカナで英語を表記しているが、これが非常に大人気のコンテンツだ。

カタカナ表記といっても、これは、カタカナ英語ではない。

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× カタカナ英語

(例)

tomato トマト
banana バナナ

 

○ カタカナ表記

(例)

right ゥライト
just ジャス_

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このように、プライムイングリッシュでは、ネイティヴの発音により近い「カタカナ表記」を採用している。

このように、適切なカタカナ表記は害ではなく、むしろネイティヴの発音に近づくための補助となるとプライムイングリッシュでは説明している。

 

さらに、こうした音声変化は、無数にあるというよりも、応用がきくものだとし、基礎のパターンを覚えることで今後は音声変化の予測がつくように変化していくらしい。

 

この音声変化を利用した「カタカナ表記」がプライムイングリッシュの人気の一番のポイントである。

音声変化を利用してリスニング力が向上

さらに、この音声変化を利用すると、リスニング力も向上する。

 

リスニング力向上のための勉強ステップは、次の3つ。

「ゆっくりのネイティヴの発音を聞く」→「音やリズムを真似して自分で練習」→「通常スピードのネイティヴ音声で定着させる」

ということだ。

(プライムイングリッシュ公式サイトより)

これが「サンドイッチリスニングシステム」というトレーニング法になる。

音声変化を利用してスピーキング力が向上

さらに、ただ聞き流すだけではなく、実際にアウトプットすることで英語が定着する。

ここでのポイントは、「登場人物になりきる」のが重要ということだ。

こうすることで、細かいニュアンスなどを体で覚えることができるという。

(プライムイングリッシュ公式サイトより)

プライムイングリッシュで英語を話せるようになるのか?

さて、重要な目的に立ち返りたい。

 

プライムイングリッシュを使って、本当に英語を話せるようになるのだろうか?

 

プライムイングリッシュは、かつてあった「聞き流すだけで英語が話せる」といった教材ではなく、きちんとアウトプットができる点が評価できる。

 

これをきちんと繰り返していくことで、ある程度の英会話力の向上は見込めるだろう。

この教材のやり方が自分にあいそうだと感じる人は、プライムイングリッシュを続けることで一定の英会話力向上を期待できそうだ。

ビジネスシーンで使えるか?

プライムイングリッシュを続けていくことで、確かにリスニング力とスピーキング力は多少の向上が見込めそうだ。

 

しかし、この英語力は、ビジネスシーンでも使えるのだろうか?

 

 

結論から言うと、ビジネスシーンでは厳しいと言わざるをえない。

 

もちろん、ビジネスで全く使えないということではない。

ただ、ビジネスシーンで使うには、内容が不足しているということだ。

 

これは、プライムイングリッシュが悪い教材なのではなく、用途や目的の違いだ。

例えば、ビジネス英語には、仕事での電話のやりとりや、メールの書き方、プレゼンの仕方など、専門的な内容が含まれる。

これらの内容が、プライムイングリッシュでカバーできるかと言えば、残念ながらそうではない。

 

ビジネス英語を学びたいのであれば、ビジネスに特化した教材が効率的だ。

 

ビジネスシーンの英語を学ぶなら「アルーゴ」がオススメだ。

アルーゴなら、電話を使って会話のレッスンができ、ビジネスで使える英語を身につけられる。

 

まずは簡単な初心者向け英会話ということなら、プライムイングリッシュ。

 

ビジネス英語なら、ビジネスに使える「アルーゴ」を。

個別相談は無料で受けられる。

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目的にあわせた教材選びが、英語力向上の鍵を握っている。