私は、アメリカ留学しか経験していませんが、留学前の準備という意味では、
言語が何であろうと、共通するものがあると思います。
その立場から、留学前、留学中にいかに効率よく言語を上達できるかを考えてみたいと思います。
初めて留学される方は、留学先がどこであろうと、
現地到着した途端、
どれだけ自分の言語対策が甘かったかを実感するかもしれません。
でもそれは、いくら準備をしても、少なか らず感じるものだと思うのです。
なぜなら、日本で言語対策として準備できる量にはかなり限界があるからです。
では、その限られた範囲の中で、どうしたら効率よく、
将来的に「やっといてよかった」と思える言語対策ができるでしょうか。
最も大事な準備として、可能な限りの単語をマスターするということがあります。
いくら言語が上達しても、単語数が増えるわけではないのです。
母国語で考えてみてください。日本語で本を読んでいて、
読んでいく過程で難易な単語を見つけた時、文脈から大意を図ることは可能でも、
母国語であっても知らない単語の意味はわかりません。
ということは、単語習得はいずれ誰もがやらなければいけない登竜門といえるのです。
次に、留学に必要な言語でニュースを聞くことを始めてみましょう。
ニュースで使われる言語のスピードはかなり速いです。
しかも、文法も正しく使われているので、非常にためになります。
急にそんな速い言語を聞 いても意味がないと思うかもしれませんが、
これは「聞きとる」ためではなく、「慣れる」ための訓練と思ってください。
ホームドラマもオススメです。
今ではFRIENDS(ちょっと古い)や24、プリズンブレイクなどが流行していますね。
ビデオ等に録画して、何度も聞きなおすのも効果的です。
ポイントは、とにかく耳を傾ける姿勢を続けるということです。
当然、留学先に行けば、いずれ嫌になるほど留学先の言語に入り浸ることになって、
言語に慣れるのも時間の問題となりますが、それを一足先に体験しておきましょう。
あとは、何でも良いので、使用する言語の書物等を読む習慣をつけることです。
英語圏で言えば、オススメはアルク出版からの「起きてから寝るまで英語表現」 。
単語と表現を自然に習得することができると思います。
留学先では、教科書やプリントなど、何かと「違う言語で読む」ことが多い為、
余りの多さにうんざりしてしたり、疲れ果ててしまうと、カルチャーショックにもなりかねません。
最悪、その言語に対する嫌悪が生まれ、言語の利用さえ控えてしまうのです。
ですから、利用する言語で「読む習慣」をつけ、その言語に愛着を持つことができると望ましいでしょう。
今まで挙げたものを見てみると、「話す」訓練がまったくされていないことに気づきます。
スピーキング対策は従来、英会話へいって学ぶのが主でした。
現在でも、直接面と向かって第二外国語を使用することで、
本場さながらの緊張感に浸ることができるという点から、今でも支持を得ていますが、
その他にも無料で会話力を鍛える方法が身近にあります。
それは、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)や、
スカイプというインターネット電話で他国の人々にしゃべりかけてみるという方法です。
事実、日本の文化に興味がある人は割りと多く、気軽にしゃべり相手になってくれる人もいます。
これは実際私が留学後に、英語を忘れないために利用していた手段です。是非試してみてください。
留学経験者を見ていると、語学の上達具合は人それぞれだと感じるでしょう。
もちろん、能力の個人差もあるかもしれませんが、
その人の語学上達度は、現地での留学生活に大きく関わっていることは間違いないです。
ではどうしたら語学の上達とともに充実した生活が送れるかについて考えたいと思います。
英語圏では特に、
「留学して、3ヶ月で会話を聞けるようになり、半年経過すると言いたいことが話せるようになる。」
という定説をよく耳にします。
これは、はっきり言ってこれは気にしないほうがいいです。
参考にはなるかもしれませんが、
個人が「聞ける」、「話せる」と判断する基準は人それぞれです。
この理想とのギャップの為に、鬱に陥る人も少なくないのです(管理人を含む)。
そうであるなら、言語を、楽しく使い、 学んだほうがよいではないでしょうか。
留学生の中に、留学中はすべて現地の言語で生活しようとする人がいます。
例えば、
・辞書も現地の言語のものを使う、
・インターネットも日本語サイトを避ける、
・日本人の友人との会話も留学先の言語で話す、
など。
確かに、留学したからには言語を磨きたいという人もいて、
現地の言語になれるという意味ではこのような手段が一番の近道かもしれません。
でも、私が考える「語学力」というものは、
いかに母国語と外国語を不便なく行き来できるかだと思います。
留学によって母国語のレベルが下がるのも悲しいものです。
誤解して欲しくないのは、 私は日本語の現地での利用を勧めているわけではありません。
現地ではなるべくその国にどっぷり漬かれることが望ましいのです。
ただ、言語力を最大限に伸ばそうと考え、
かえって裏目にでてしまう場合もあるということを頭の片隅に置いておいてください。
実際、言語力の成長ばかり気にしていると、なかなか効果の出ないうちに、
鬱や失望を感じる人が多いと聞きます。
では言語力を伸ばす最短距離とは何でしょうか。
それは、誰か近い存在を現地で作ることです。
近い存在とは、誰であってもいいのです。
仲が深いことによって、お互い安堵感を覚えより深い話をするようになります。
そうすればとても効率の良い言語の特訓になります。
また仲が良いということで、いろいろ なことをためらわずに聞くことができます。
是非、一度お試しください。
ご意見・ご感想があれば何時でも大歓迎ですので、ご連絡ください。